2023-12-15から1日間の記事一覧

映画評『上原二丁目』

松濤美術館の「「前衛」写真の精神: なんでもないものの変容」で一際目を引いたのは大辻清司の写真である。ただ書斎のモノを陳列しただけの写真、ただ仏壇で拝む人を撮った写真、ただ商店街を撮っただけの写真。それら何でもないものがどれだけ活気づいてい…